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031 アクティブDライティングの不思議

先の030項にて、アクティブDライティング指定で撮影すると、RAW画像がJPEG画像より暗いと書
きました。
筆者のなにかの誤解かと思っていろいろと撮りましたが、やはり暗いです。
この暗さはどの程度かとも調べ見ました。下記の例の画像では約1.4段分。かなり暗いです。

たまたま、ニコンのサービスセンターにローパスフィルターの清掃に行った折に、使用しているソ
フトはPhotoshopCS6・CameraRawであることを申し添えした上で、この暗さについて話してみ
ましたら、最初は当該のカメラだけの問題かもしれないとのこと。後にこれは「仕様」とのことに
言い換えられました。これは良くない「仕様」なので、カメラ内のファームウェアの更新の折に直
して欲しいと要望しておきました。

「仕様」というのであれば、他のニコンカメラでも同様の筈、特にD800EはD4とは発売時期がほ
ぼ同一故に、同じかと。ところが違いました。D4のみ暗く、4年も前の製品であるD700とD800E
は同じように本少し暗い程度。どうやら特別な「仕様」ではなく、何かの間違い。

一方、同じデータをニコンCaptureNX2で開いたらどうなのかを確かめてみましたら、なんと上記
の3機種とも暗くなるようなことはありません。
但し、RAW画像であるにもかかわらず、何もしなくてもRAW画像にはアクティブDライティング効
果が掛かっていました。善し悪し、便利・不便は別としても「生」でなくて「加工済み」。

それはともかくとして、この違いはニコンとアドビの仕様伝達不足、理解不足なのかもしれません。
よってカメラのファームウェアの更新で補正されることではないでしょう。PhotoshopCS6・
CameraRawの問題です。
またニコンサービスセンターの方もこの問題には理解していなくて取り敢えず「仕様」と回答した
のでしょう。
ともかく、RAW撮影&現像の場合は、アクティブDライティング指定をしない方がいいでしょう。
またこのようなことがあるということは、PhotoshopCS6・CameraRawの他の機能でも何かの問
題があるかもしれないと心得てこのソフトを使った方がいいでしょう。PhotoshopCS6・
CameraRawは良くできていますので、この問題で使うのを止めることはありません。

この詳細についてはをhttp://www.joytothecamera.com/raw_31ActiveDlightingご覧下さい。
by ikinari_raw | 2013-04-10 22:56

030 アクティブDライティングとRAW現像

最近のカメラには、明るい部分の白飛びを押さえ、暗い部分を明るくする機能が付いています。
ニコンではアクティブDライティング、キヤノンでは、オートライティングオプチマイザー、ソニ
ーではDレンジオプチマイザー等々です。

JPEGのみにて撮影され方にはとても便利な機能、使わない手は無いですね。
でも、RAW撮影・現像すればこれと同等のことができるので、わざわざこの設定をして撮影する必
要は無いとは思いますが、ニコンのアクティブDライティングはとても良くできるているので、
RAW現像する際の見本になるようにも思います。またRAW現像技術を磨く上でも一度はやってみ
た方がいいようにも思います。

実は、これをやってみるとある問題があることに気がつかれるでしょう。問題点については次項の
031に書きますので、本項と併せてお読み下さい。

下記は通常のJPEGとニコンのアクティブDライティングしたJPEG画像の比較です。この例のような
場合には、通常のJPEGでは全く雰囲気が出す、アクティブDライティングに圧倒的なアドバンテー
ジがあります。
c0288212_175342100.jpg


下記はRAW現像前の画像と現像済みの画像の比較です。参考までにCameraRawのCS6方式とCS5
方式の両方を掲載しました。この例の場合はCS6方式で充分ですが、CS5方式の方が効果が大きい
ので、もっと明暗差がある写真の場合に役立ちますということをご理解いただくために参考として
記載しました。
c0288212_1757629.jpg


この処理の詳細はhttp://www.joytothecamera.com/raw_30ActiveDlightingをご覧下さい。
by ikinari_raw | 2013-04-10 17:59