先の030項にて、アクティブDライティング指定で撮影すると、RAW画像がJPEG画像より暗いと書
きました。 筆者のなにかの誤解かと思っていろいろと撮りましたが、やはり暗いです。 この暗さはどの程度かとも調べ見ました。下記の例の画像では約1.4段分。かなり暗いです。 たまたま、ニコンのサービスセンターにローパスフィルターの清掃に行った折に、使用しているソ フトはPhotoshopCS6・CameraRawであることを申し添えした上で、この暗さについて話してみ ましたら、最初は当該のカメラだけの問題かもしれないとのこと。後にこれは「仕様」とのことに 言い換えられました。これは良くない「仕様」なので、カメラ内のファームウェアの更新の折に直 して欲しいと要望しておきました。 「仕様」というのであれば、他のニコンカメラでも同様の筈、特にD800EはD4とは発売時期がほ ぼ同一故に、同じかと。ところが違いました。D4のみ暗く、4年も前の製品であるD700とD800E は同じように本少し暗い程度。どうやら特別な「仕様」ではなく、何かの間違い。 一方、同じデータをニコンCaptureNX2で開いたらどうなのかを確かめてみましたら、なんと上記 の3機種とも暗くなるようなことはありません。 但し、RAW画像であるにもかかわらず、何もしなくてもRAW画像にはアクティブDライティング効 果が掛かっていました。善し悪し、便利・不便は別としても「生」でなくて「加工済み」。 それはともかくとして、この違いはニコンとアドビの仕様伝達不足、理解不足なのかもしれません。 よってカメラのファームウェアの更新で補正されることではないでしょう。PhotoshopCS6・ CameraRawの問題です。 またニコンサービスセンターの方もこの問題には理解していなくて取り敢えず「仕様」と回答した のでしょう。 ともかく、RAW撮影&現像の場合は、アクティブDライティング指定をしない方がいいでしょう。 またこのようなことがあるということは、PhotoshopCS6・CameraRawの他の機能でも何かの問 題があるかもしれないと心得てこのソフトを使った方がいいでしょう。PhotoshopCS6・ CameraRawは良くできていますので、この問題で使うのを止めることはありません。 この詳細についてはをhttp://www.joytothecamera.com/raw_31ActiveDlightingご覧下さい。
by ikinari_raw
| 2013-04-10 22:56
|
カテゴリ
以前の記事
2017年 01月 2016年 11月 2016年 08月 2016年 06月 2016年 04月 2016年 02月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 10月 2015年 09月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 お気に入りブログ
メモ帳
最新のトラックバック
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
ブログパーツ
最新の記事
外部リンク
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||